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1,575円 文部省(当時)が1999年に実施した「子どもの体験活動等に関する国際比較調査」を見ると、朝食を毎日食べると答えた日本の子どもの割合は84%にのぼる。アメリカをはじめとする諸外国に比べ20%も高い。こうした数字を目にすると、家族で食卓を囲む、昔ながらの日本の食事風景が、いまなお健在であるかのように思える。
本書は、全国18の小学5、6年生2067人から「食事が楽しかったか」「誰と食べたか」、また「家族揃って食事をする回数」などについて聞いたアンケートをもとに、子どもたちの実際の食事風景を詳細に調査したものである。広いテーブルにひとりで座り、ため息をついている絵、自分の部屋でテレ